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　ニュージーランドで特許に関する庁費用が２０２０年２月１３日に改定されます。
・特許出願料、審査請求料、出願維持年金（登録前）および特許更新年金（登録後）等が値上げされます。
・新たにクレーム加算料が導入されます。
　今回導入されたクレーム加算料は、審査の何れかの段階で完全明細書に含まれる最大のクレーム数に基づいて計算される手数料です。

　特許に関する具体的な改定後の庁費用および適用時期については、以下の表をご確認ください。

出願料（Filing fee）および審査請求料（Examination request fee）

クレーム加算料（Excess claims fee）

　完全明細書が審査段階のいずれかの時点で30以上のクレームを含む場合、新しい「クレーム加算料」が適用される。審査請求日が2020年2月13日以降である場合にのみ適用される。

　この料金は審査段階で完全明細書に含まれる最大クレーム数に基づいて計算される。公告決定（acceptance）前の補正は考慮される。この料金は、特許出願が公告された後に支払うものであり、特許登録される前に支払う必要はない。なお、特許出願が公告されないか、特許登録されない場合は、この料金は支払わなくてよい。
（計算例）審査請求時のクレーム数＝２９、その後の補正時のクレーム数＝４１、公告決定時のクレーム数＝２９の場合、クレーム加算料は、審査段階の最大クレーム数＝４１に基づいて計算され、NZ$ 360（claims 25-30についてNZ$120＋claims 31-35についてNZ$120＋claims 35-40についてNZ$120、claim 41についての加算はなし）となる。

補正手数料（Amendment fee）

出願維持年金（Maintenance Fee、登録前）および特許更新年金（Renewal fee、登録後）
　起算日：完全明細書提出日（出願日に相当）
　周年日：完全明細書の提出日（出願日）に対応する各年の日

回復料（Restoration fee）

　その他の庁費用の改定の詳細については、以下のニュージーランド特許庁ＨＰをご覧ください：
　Patent and Trade Mark Fees Changes