2025年4月1日に、ラオスと欧州特許庁(EPO)との間の認証協定(validation agreement)が発効しました。
本認証協定の発効により、ラオスは、モロッコ、チュニジア、モルドバ、カンボジア、ジョージアについで、6番目の認証国(東南アジアでは2番目の認証国)となり、欧州特許の効力が適用されます。
これにより、2025年4月1日以降に出願された欧州特許出願またはPCT出願に基づいてラオスで特許を取得することが可能となりました。また、ラオス市場への欧州特許出願人のアクセスが簡素化され、直接投資、貿易、技術移転が促進されると共に、ラオスの企業、研究機関、発明家が世界中の欧州特許制度のユーザーとより緊密に協力する道が開かれました。
(参考)
EPO HP:Validation agreement with Laos takes effect
(北出 英敏)