【台湾】台湾-日本「生物材料（微生物）寄託合作計画」調印
IPニュース
2014.12.14
台湾-日本「生物材料（微生物）寄託合作計画」調印
2014年11月20日 日本・台湾間において「生物材料（微生物）寄託合作計画」が調印された。これにより、微生物関連特許出願における微生物寄託については、自国の寄託機関への寄託で足りるようになる。
台湾がブダペスト条約に加盟できないため、この要望は以前よりあった。その打開策として、相互主義に基づく解決を図ろうとするものであり、そのために取られた法制上の手当てが、平成26年8月12日公布、平成27年1月1日施行の省令改正である（特許庁公表http://www.jpo.go.jp/torikumi/kaisei/kaisei2/tokkyohou_260812.htm）
今後、日本側の措置として）この改正省令に基づき、所定の要件を満たす（台湾の）機関を特許庁長官が指定する（告示を発する）ことで、運用が開始される予定。