目次

01

法学部出身というバックグラウンドから商標分野へ

渡辺:以前は公務員でした。官公庁は基本的に2年ごとにまったく異なる分野に異動するので、次第に専門性を追求できる仕事に挑戦したい気持ちが高まっていきました。弁理士の仕事に興味を持つようになったのは、海外業務を経験したのも大きかったです。資格取得後は、東京の特許事務所に入所しました。商標を選んだのは、法学部出身だったからです。1年半ほど在籍しましたが、家の事情で大阪へ転居することになり、転職活動を経て、青山特許事務所とのご縁を得た次第です。

勝見:一般的に、技術系・理系のバックグラウンドを持つ人は特許に進むことが多く、文系・法律系の人は商標に進む傾向がありますよね。私も法学部出身ですが、弁護士や司法試験というのがどうも意に染まなくて、知的財産権法分野に興味を持ったことから弁理士を志しました。学生時代に資格を取得して、大阪の特許事務所に約4年間在籍した後、2006年に青山特許事務所へ入所。気づけば勤続20年余、商標チームでは古参です。一時、苦しい時代も経験しましたが、それが肥やしとなって今があると実感しています。

02

チームで仕事を進めるから、経験が浅くても安心

渡辺:勝見さんは、何でも知っているプロ中のプロ。何を相談してもすぐ回答が返ってくるし、膨大な仕事を抱えているのに、相談に行くとすぐ手を止めて話を聞いてくれて、経験の浅い若手には本当にありがたい存在です。普通は忙しいとイライラするものですが、そういうのも一切なくて……。

勝見:この業界は、ひとりで仕事をすることを好むタイプが多いのですが、そうはなりたくないという気持ちがあるんです。やはり事務所としてのチームワークが大事だから、経験から得た知識やノウハウは、若い人にどんどん引き継いでいってもらいたい。仕事を抱え込みすぎて忙しくなるよりも、後輩たちに教えて譲っていきたいと思っています。

渡辺:チームワークを重視する考え方は、青山特許事務所の大きな特徴だと思います。青山特許事務所はパートナーとアソシエイトのチーム制で、意見書の内容やメールの細かなニュアンスまで一つひとつチェックを受けながら進めます。入所当初、実務経験が少なかった私でも、安心して業務に取り組むことができました。チェックをいただくたびに自分では気づかなかった視点を与えてくれるので、学びも多いです。

勝見:やはり経験がモノをいう部分もありますからね。海外に出願する場合、現地代理人の協力を仰ぐのですが、法律も制度も国ごとにまったく異なります。様々な国の実務運用に関する最新情報をネットなどで収集するだけでは難しく、実際に件数をこなしてノウハウを蓄積していくほかありません。経験を積み知見が深まるほど、現地代理人とのコミュニケーションも円滑になります。

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顧客との絆を深め、自分のファンづくりを

渡辺:私はもともと海外業務に興味があって、青山特許事務所が海外出願を手広く扱っていることに魅力を感じていました。入所当初は、前の事務所でも担当していた外内案件(外国から日本への出願)中心でしたが、半年を過ぎた頃から内外案件(日本から外国への出願)が徐々に増え、入所3年目の現在では、内外案件が圧倒的に多いですね。難易度は高いですが、やりがいがあって充実しています。

勝見:私は渡辺さんの採用時に面接を担当したのですが、ちょっとした設問に対する受け答えも非常にスムーズで、キャリアの短さを感じさせず、待望の人材でした。「即戦力として期待できるな」と確信していましたが、入所後も私たちが思い描いていたロードマップどおり順調に成長してくれています。与えられた仕事をテキパキと処理するという第一段階は十分クリアできているので、これからは上手くセルフブランディングして「青山には渡辺さんがいるから頼みたい」といってもらえるよう、渡辺ファンの顧客を増やしていってほしいですね。

渡辺:そういう意味では、勝見さんだから会ってくださる人が国内外にたくさんいらっしゃることに、尊敬の念を禁じ得ません。2年前、アメリカ出張に同行したときも、現地代理人と談笑を交えながら、流暢な英語で対等にお話しされる姿を目の当たりにして、いつか勝見さんのような弁理士になりたいと強く思いました。

04

よく働き、よく遊べ
― 多彩なイベントでチームワークを醸成

渡辺:もう一つ、勝見さんのすごいところは、人一倍の仕事量をこなすかたわら、委員会活動や講師業など事務所外の活動にも力を入れていることです。2024年度は日本弁理士会の商標委員会の委員長を務められておられました。

勝見:そうですね、直接事務所の利益になるわけではないけれど、同じくらいのキャリアを持つ弁理士や、特許庁の関係者など、いろんな人間関係が広がって、結果的に事務所にも還元できるのではないかなと。根底にあるのは、自分が今まで培ってきた知識や経験を社会に役立て、業界全体を盛り上げる一助としたいという気持ちです。そういう渡辺さんも、事務所内のいろんな役を引き受けてくれていますよね。

渡辺:イベントのお手伝いは何回かしました。たとえば、新人歓迎会の幹事では、登壇者の調整やプログラムの調整などを担当しました。学生時代に生徒会やグループの代表を経験していたので懐かしかったです。

勝見:「よく働き、よく遊べ」というのが創業者である青山葆先生のモットーでしたから、所内イベントが多いのは青山特許事務所の特徴の一つですね。昨年は宮古島へ社員旅行に行きましたし、家族同伴のイベントもあって、これだけ福利厚生が充実しているところは今時めずらしいと思います。仕事以外で交流する機会なんて、ほぼ強制的に作らないとないでしょう? でも参加すれば楽しいし、普段関われない人とつながるきっかけにもなる。そんなところから事務所全体のチームワークが育まれているのだと思います。

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